WordPressプラグイン「The Plus Addons for Elementor」における認証不備の脆弱性 (CVE-2026-2385)

February 22, 2026 ·

概要

CVE-2026-2385は、WordPressプラグイン「The Plus Addons for Elementor – Addons for Elementor, Page Templates, Widgets, Mega Menu, WooCommerce」に存在する、データの認証不備(Insufficient Verification of Data Authenticity)の脆弱性です。

この脆弱性は、プラグインが認証されていないAJAXハンドラーにおいて、攻撃者が制御するemail_dataを暗号学的認証なしに復号し、信頼してしまうことに起因すると報告されています。

影響範囲

「The Plus Addons for Elementor」プラグインのバージョン6.4.7およびそれ以前のすべてのバージョンが本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、認証されていない攻撃者がフォームのメールルーティング設定やリダイレクト値を改ざんする可能性があります。

  • 意図しない宛先へのメールリレー(不正なメール送信)が発生する可能性があります。
  • 攻撃者が指定する悪意のあるウェブサイトへのリダイレクトが発生する可能性があります。

これにより、情報漏洩やフィッシング詐欺の踏み台として悪用されるリスクが考えられます。

攻撃成立条件・悪用状況

攻撃は、認証されていない状態でも実行可能と報告されています。具体的には、email_dataパラメーターを介して改ざんが行われるとされています。

現時点での具体的な悪用状況については、この情報からは不明です。

推奨対策

今すぐできる対策(最優先)

  • プラグインのアップデート: 開発元から提供される修正済みバージョン(6.4.8以降と推測されますが、公式情報を確認してください)へ速やかにアップデートしてください。

中長期的な対策

  • 定期的なセキュリティ監査: WordPressサイトおよび導入プラグインのセキュリティ監査を定期的に実施し、脆弱性がないか確認してください。
  • WAFの導入: Web Application Firewall (WAF) を導入し、既知の攻撃パターンや異常なリクエストをブロックする対策も検討してください。
  • WordPressおよびプラグインの定期的な更新: WordPress本体、テーマ、およびすべてのプラグインを常に最新の状態に保つ運用を徹底してください。

一時的な緩和策

この脆弱性はプラグインの内部処理に起因するため、一時的な緩和策は限定的です。プラグインを無効化することで影響を回避できる可能性がありますが、サイト機能に影響が出るため、推奨されるのは修正済みバージョンへのアップデートです。

確認方法

  • 利用中のWordPressサイトで「The Plus Addons for Elementor」プラグインが導入されているか確認してください。
  • プラグインのバージョンが6.4.7以前である場合、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。WordPress管理画面の「プラグイン」セクションでバージョンを確認できます。

参考情報