CVE-2026-22052: NetApp ONTAP S3 NASバケットにおける情報漏えいの脆弱性について

March 5, 2026 ·

概要

NetApp ONTAPのS3 NASバケット機能において、情報漏えいの脆弱性(CVE-2026-22052)が報告されました。この脆弱性が悪用された場合、認証された攻撃者が、本来アクセス権を持たないディレクトリの内容一覧を閲覧できる可能性があります。

本脆弱性の深刻度は「MEDIUM」(中程度)と評価されています。

影響範囲

影響を受ける製品・バージョン

  • NetApp ONTAP バージョン 9.12.1 以降で、S3 NASバケット機能を使用している環境が影響を受けると報告されています。

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、認証された攻撃者は、アクセス権限がないはずのディレクトリ内のファイルやフォルダの一覧情報を取得できる可能性があります。これにより、機密情報の存在やシステム構成に関する情報が漏えいするリスクが考えられます。ただし、ファイルの内容自体を直接閲覧できるかどうかは、この情報からは明確ではありません。

攻撃成立条件・悪用状況

攻撃成立条件

  • 攻撃には、対象のONTAPシステムに対する認証されたアクセスが必要と報告されています。
  • S3 NASバケット機能が有効になっている環境である必要があります。

悪用状況

現時点では、本脆弱性の具体的な悪用状況に関する情報は公開されていません。

推奨対策

今すぐできる対策(優先度:高)

  • NetAppから提供される最新のセキュリティパッチやアップデートを適用してください。NetAppの公式情報を定期的に確認し、速やかに対応することが強く推奨されます。

中長期的な対策

  • S3 NASバケットのアクセス権限設定を定期的に見直し、最小権限の原則に基づいた運用を徹底してください。
  • システムへの認証アクセスを厳格に管理し、多要素認証(MFA)の導入など、認証強化策を検討してください。
  • 不審なアクセスや異常な挙動を検知できるよう、ログ監視体制を強化してください。

一時的な緩和策

現時点では、具体的な一時的な緩和策に関する情報は提供されていません。NetAppからの公式アナウンスを注視してください。

確認方法

ご自身のONTAP環境が影響を受けるバージョンであるか、またS3 NASバケット機能を使用しているかを確認してください。詳細な確認方法については、NetAppの公式ドキュメントを参照してください。

参考情報

本脆弱性に関する詳細情報は、以下のリンクから確認できます。