Admidioにおけるイベント参加登録の不適切なアクセス制御に関する脆弱性 (CVE-2026-30927)

March 10, 2026 ·

概要

オープンソースのユーザー管理ソリューションであるAdmidioにおいて、イベント参加登録機能に不適切なアクセス制御の脆弱性(IDOR: Insecure Direct Object Reference)が報告されました。この脆弱性はCVE-2026-30927として識別されています。

この脆弱性により、イベントに参加できる権限を持つユーザーであれば、リーダー権限を持たない一般ユーザーであっても、GETパラメータであるuser_uuidを操作することで、他のユーザーのイベント参加登録やキャンセルを不正に行うことが可能になると報告されています。

本脆弱性は、Admidioバージョン5.0.6で修正されています。

影響範囲

Admidioバージョン5.0.6より前のバージョンが本脆弱性の影響を受けると報告されています。

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が想定されます。

  • イベント参加権限を持つ一般ユーザーが、他のユーザーのイベント参加状況を不正に変更する可能性があります。
  • 具体的には、他のユーザーをイベントに登録したり、登録をキャンセルしたりすることが考えられます。
  • これにより、イベント運営の混乱や、ユーザー間の信頼性低下につながる恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

攻撃成立条件

  • 攻撃者はAdmidioシステムにログインし、イベントに参加できる権限を持っている必要があります。
  • 攻撃者は、GETパラメータuser_uuidを操作し、対象となる他のユーザーのIDを指定する必要があります。

悪用状況

現時点では、この脆弱性の具体的な悪用事例は報告されていません。

推奨対策

今すぐできる対策

  • Admidioのアップデート

    開発元から提供されている修正済みバージョン5.0.6以降へ、速やかにアップデートすることを強く推奨します。これにより、本脆弱性が修正されます。

中長期的な対策

  • システム監視の強化

    Admidioのアクセスログやイベント参加登録に関するログを定期的に確認し、不審な操作がないか監視を強化することを検討してください。

  • セキュリティ情報の継続的な収集

    利用しているオープンソースソフトウェアのセキュリティ情報を継続的に収集し、常に最新の脆弱性情報に対応できる体制を構築してください。

一時的な緩和策

本脆弱性に対する直接的な一時的な緩和策は、現時点では報告されていません。最も効果的な対策は、修正済みバージョンへのアップデートです。

もし直ちにアップデートが困難な場合は、イベント参加登録機能の利用を一時的に制限することも検討できますが、これは業務への影響が大きい可能性があります。

確認方法

現在利用しているAdmidioのバージョンを確認し、5.0.6より前のバージョンである場合は、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

Admidioの管理画面やファイルシステムからバージョン情報を確認してください。

参考情報