CVE-2025-5781: 日立製品における情報漏えいの脆弱性について

February 25, 2026 ·

概要

CVE-2025-5781は、日立の複数の製品(Hitachi Ops Center API Configuration Manager、Hitachi Configuration Manager、Hitachi Device Manager)に存在する情報漏えいの脆弱性であると報告されています。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によってセッションハイジャックにつながる可能性があるとされています。本脆弱性の深刻度はMEDIUM(CVSSv3スコア 5.2)と評価されています。

影響範囲

以下の製品およびバージョンが本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

  • Hitachi Ops Center API Configuration Manager: 10.0.0-00 から 11.0.5-00 未満のバージョン
  • Hitachi Configuration Manager: 8.5.1-00 から 11.0.5-00 未満のバージョン
  • Hitachi Device Manager: 8.4.1-00 から 8.6.5-00 未満のバージョン

ご使用のシステムが上記のバージョン範囲に該当するかをご確認ください。

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が想定されます。

  • システムから機密情報が漏えいする可能性があります。
  • 攻撃者が正規ユーザーのセッション情報を取得し、セッションを乗っ取る(セッションハイジャック)可能性があります。
  • セッションハイジャックにより、攻撃者が正規ユーザーとしてシステムに不正アクセスし、データの閲覧、改ざん、削除などを行う恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

現時点では、本脆弱性の具体的な攻撃成立条件や悪用状況に関する詳細な情報は公開されていません。しかし、情報漏えいの脆弱性は、多くの場合、特定の通信を傍受したり、不適切な情報管理を利用したりすることで悪用される可能性があります。

推奨対策

最優先で実施すべき対策

  • ベンダーからのパッチ適用: 日立から提供される修正パッチやアップデートを速やかに適用してください。これが最も確実な対策となります。ベンダーの公式アナウンスを継続的に確認し、最新の情報に基づいて対応を進めてください。

中長期的な対策

  • システム監視の強化: 関連するシステムログやネットワークトラフィックを監視し、不審な挙動がないか定期的に確認してください。特に、認証失敗のログや異常なアクセスパターンに注意を払うことが重要です。
  • アクセス制御の見直し: 最小権限の原則に基づき、ユーザーやシステムのアクセス権限を定期的に見直し、不要な権限を削除してください。
  • セキュリティ教育: 従業員に対し、フィッシング詐欺やソーシャルエンジニアリングなど、セッションハイジャックにつながる可能性のある攻撃手法への注意喚起と教育を継続的に実施してください。

一時的な緩和策

現時点では、具体的な一時的な緩和策に関する情報は提供されていません。しかし、一般的な対策として、以下のような措置が考えられます。

  • 影響を受ける製品へのアクセスを信頼できるネットワークに限定する、またはVPN経由でのアクセスを強制するなどのネットワークレベルでの制限を検討してください。
  • 多要素認証(MFA)を導入している場合、セッションハイジャックのリスクを軽減するのに役立つ可能性があります。

確認方法

ご使用のHitachi製品のバージョンが、本脆弱性の影響を受ける範囲に含まれているかを確認してください。製品の管理画面やドキュメントでバージョン情報を確認できるはずです。また、ベンダーが提供するセキュリティアドバイザリやパッチ情報で、修正が適用されているかを確認してください。

参考情報