CVE-2026-28422: オープンソーステキストエディタVimにおけるスタックバッファオーバーフローの脆弱性について

February 28, 2026 ·

概要

オープンソースのコマンドラインテキストエディタVimにおいて、スタックバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-28422)が報告されました。この脆弱性は、Vimのbuild_stl_str_hl()関数が、非常に広いターミナルでマルチバイト文字を含むステータスラインをレンダリングする際に発生するとされています。この問題は、Vimバージョン9.2.0078で修正されています。

影響範囲

本脆弱性の影響を受けるのは、以下の製品およびバージョンです。

  • 製品: Vim
  • 影響を受けるバージョン: バージョン9.2.0078より前のすべてのバージョン

想定される影響

スタックバッファオーバーフローの脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が生じる可能性があります。

  • サービス運用妨害(DoS): Vimアプリケーションがクラッシュし、利用できなくなる可能性があります。
  • 任意のコード実行: 状況によっては、攻撃者によって任意のコードが実行される可能性も指摘されていますが、本脆弱性の詳細からは直接的な言及はありません。

攻撃成立条件・悪用状況

本脆弱性は、Vimが非常に広いターミナルでマルチバイト文字を含むステータスラインをレンダリングする際に発生すると報告されています。

現時点では、本脆弱性の悪用状況に関する具体的な報告は確認されていません。

推奨対策

最優先で実施すべき対策

  • Vimのアップデート: 脆弱性が修正されたバージョン9.2.0078以降に速やかにアップデートしてください。

中長期的な対策

  • ソフトウェアの定期的な更新: 使用しているすべてのソフトウェアについて、セキュリティアップデートが提供され次第、適用することを習慣化してください。
  • セキュリティ情報の継続的な収集: 利用しているソフトウェアに関する最新のセキュリティ情報を定期的に確認し、迅速な対応ができる体制を整えてください。

一時的な緩和策

現時点では、本脆弱性に対する直接的な一時的緩和策は報告されていません。最も確実な対策は、修正済みバージョンへのアップデートです。

確認方法

お使いのVimのバージョンは、以下のいずれかの方法で確認できます。

  • Vimを起動し、コマンドモードで :version と入力してEnterキーを押す。
  • ターミナルで vim --version と入力してEnterキーを押す。

出力されるバージョン情報が9.2.0078より前である場合、脆弱性の影響を受ける可能性があります。

参考情報

詳細については、以下の情報を参照してください。