CVE-2026-28709: Acronis Cyber Protectにおける認証不要のリモートコード実行の可能性

March 6, 2026 ·

概要

Acronis Cyber Protect 17の特定のバージョンに、認証なしでリモートからコードを実行される可能性のある脆弱性(CVE-2026-28709)が報告されました。この脆弱性は、不適切な認証チェックに起因し、許可されていないリソース操作が行われる可能性があります。

影響範囲

以下の製品およびバージョンが本脆弱性の影響を受けると報告されています。

  • Acronis Cyber Protect 17 (Linux版、Windows版)
  • ビルド 41186 より前のバージョン

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、認証されていない攻撃者によって、対象システム上で任意のコードがリモートから実行される可能性があります。これにより、システムへの不正アクセス、データの改ざん・破壊、機密情報の窃取、さらにはシステム全体の乗っ取りなど、深刻な被害につながる恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

本脆弱性は、認証なしでリモートから悪用される可能性があると報告されています。不適切な認証チェックが原因であるため、攻撃者は特別な認証情報を必要とせずに脆弱性を悪用できる可能性があります。現時点では、この脆弱性の実際の悪用状況に関する具体的な情報は提供されていません。

推奨対策

最優先で実施すべき対策

  • 製品のアップデート: Acronis Cyber Protect 17 を、脆弱性が修正されたビルド 41186 以降のバージョンに速やかにアップデートしてください。ベンダーから提供される最新のセキュリティパッチを適用することが最も効果的な対策です。

中長期的な対策

  • システム監視の強化: Acronis Cyber Protect が稼働するシステムに対して、不審なアクティビティや通信がないか監視を強化してください。
  • ネットワークセグメンテーション: 重要なシステムが外部から直接アクセスできないよう、ネットワークセグメンテーションを適切に実施し、攻撃対象領域を最小限に抑えることを検討してください。

一時的な緩和策

現時点では、製品のアップデート以外の具体的な一時的な緩和策は報告されていません。アップデートが困難な場合は、Acronis Cyber Protect が稼働するシステムへの外部からのアクセスを制限するなどのネットワークレベルでの対策を検討してください。

確認方法

ご使用のAcronis Cyber Protect 17 のバージョンがビルド 41186 より前であるかを確認してください。製品の管理画面やドキュメントでバージョン情報を確認できるはずです。

参考情報