CVE-2026-28719: Acronis Cyber Protectにおける認証不備の脆弱性について

March 6, 2026 ·

概要

CVE-2026-28719は、Acronis Cyber Protect 17(LinuxおよびWindows版)に存在する認証不備の脆弱性です。この脆弱性は、不適切な認可チェックに起因し、認証されていない状態でのリソース操作を可能にする可能性があります。本脆弱性の深刻度は「中程度(MEDIUM)」と評価されています。

影響範囲

以下の製品およびバージョンが本脆弱性の影響を受けると報告されています。

  • 製品名: Acronis Cyber Protect 17
  • 対象OS: Linux版、Windows版
  • 対象バージョン: build 41186より前のすべてのバージョン

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、攻撃者は正規の認証プロセスを経ずに、システム内のリソースを不正に操作する可能性があります。これにより、データの改ざん、設定の変更、あるいはその他の意図しない操作が行われる危険性があると考えられます。具体的な影響範囲は、攻撃者がどのリソースにアクセスできるかによって異なりますが、システム全体の整合性や可用性に影響を及ぼす可能性も否定できません。

攻撃成立条件・悪用状況

現時点では、本脆弱性の具体的な攻撃成立条件や悪用状況に関する詳細な情報は公開されていません。しかし、認証不備の脆弱性は、比較的容易に悪用されるケースがあるため、注意が必要です。

推奨対策

今すぐできる対策(最優先)

  • 製品のアップデート: 影響を受けるAcronis Cyber Protect 17をご利用の場合、速やかにbuild 41186以降の最新バージョンへアップデートすることを強く推奨します。ベンダーから提供される修正プログラムを適用することが、本脆弱性に対する最も効果的な対策です。

中長期的な対策

  • セキュリティ情報の継続的な監視: Acronis社からの公式発表やセキュリティアドバイザリを定期的に確認し、新たな情報が公開された際には迅速に対応できるよう準備してください。
  • 最小権限の原則の徹底: システムやサービスへのアクセス権限は、必要最小限に制限する運用を徹底してください。

一時的な緩和策

現時点では、本脆弱性に対する直接的な一時的な緩和策は明確に示されていません。しかし、一般的なセキュリティ対策として、Acronis Cyber Protectが稼働するシステムへのネットワークアクセスを厳格に制限することや、不要なサービスを停止することを検討してください。

確認方法

ご自身のAcronis Cyber Protect 17のバージョンがbuild 41186より前であるかどうかは、製品の管理画面やシステム情報から確認できる場合があります。詳細な確認手順については、Acronis社の公式ドキュメントを参照してください。

参考情報