CVE-2026-2874: Tenda A21ルーターにおけるスタックベースバッファオーバーフローの脆弱性について

February 22, 2026 ·

概要

Tenda A21ルーターのファームウェアバージョン1.0.0.0に、スタックベースバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-2874)が発見されました。この脆弱性は、/goform/fast_setting_wifi_setファイルのform_fast_setting_wifi_set関数におけるssid引数の処理に起因します。細工されたssid引数を送信することで、リモートから攻撃が成立する可能性があります。

影響範囲

本脆弱性の影響を受ける製品は以下の通りです。

  • Tenda A21 ファームウェアバージョン 1.0.0.0

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が想定されます。

  • 攻撃者がデバイス上で任意のコードを実行する可能性があります。これにより、ルーターの制御を奪われたり、ネットワーク内部への侵入経路として悪用されたりする危険性があります。
  • サービス拒否(DoS)状態を引き起こし、デバイスの機能が停止する可能性があります。

攻撃成立条件・悪用状況

本脆弱性はリモートからの攻撃が可能であると報告されています。また、エクスプロイトコードが既に公開されており、悪用される可能性が高いとされています。これは、攻撃が比較的容易に行われる可能性があることを示唆しています。

推奨対策

優先度:高

  • ベンダー情報の確認とファームウェアアップデート: Tenda A21ルーターを使用している場合は、ベンダー(Tenda)の公式ウェブサイトやサポートページを確認し、本脆弱性に対する修正ファームウェアが提供されているか確認してください。修正が提供されている場合は、速やかに適用することを強く推奨します。
  • 利用状況の確認: Tenda A21 1.0.0.0を使用している場合は、直ちにその利用状況とネットワーク構成を確認してください。

優先度:中

  • ネットワークセグメンテーションとアクセス制限: 当該デバイスへの外部からのアクセスを制限し、信頼できないネットワークからの接続を遮断してください。可能であれば、デバイスをインターネットから直接アクセスできない、より隔離されたネットワークセグメントに配置することを検討してください。

優先度:低

  • 継続的な情報収集: 本脆弱性に関する追加情報や対策が公開されていないか、セキュリティ情報源を継続的に監視してください。

一時的な緩和策

  • Tenda A21ルーターの管理インターフェースへのアクセスを、信頼できる内部ネットワークからの接続のみに制限してください。
  • UPnPなど、外部からのアクセスを許可する可能性のある不要な機能を無効にすることを検討してください。

確認方法

  • 現在使用しているTenda A21ルーターのファームウェアバージョンが1.0.0.0であることを確認してください。
  • ベンダーの公式ウェブサイトやサポートページで、本脆弱性に関する修正情報や推奨される対策が公開されていないか確認してください。

参考情報