UTT HiPER 810Gルーターにおけるバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-2935)に関する注意喚起

February 22, 2026 ·

概要

UTT HiPER 810Gルーターにおいて、バッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-2935)が報告されています。この脆弱性は、/goform/ConfigExceptMSNファイルのstrcpy関数に存在し、特定の引数(remark)を操作することで引き起こされる可能性があります。攻撃はリモートから実行可能とされており、既にこの脆弱性を悪用するためのエクスプロイトコードが一般に公開されているため、注意が必要です。

影響範囲

本脆弱性の影響を受けるのは、UTT HiPER 810Gのファームウェアバージョン1.7.7-171114以前の製品とされています。

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、バッファオーバーフローにより、対象機器の予期せぬ動作停止や、最悪の場合、攻撃者による任意のコード実行を許してしまう可能性があります。これにより、機器の乗っ取りや内部ネットワークへの侵入の足がかりとなる恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

  • 攻撃はリモートから実行可能であると報告されています。
  • 特定のHTTPリクエストの引数remarkを操作することで脆弱性が誘発される可能性があります。
  • 既にこの脆弱性を悪用するためのエクスプロイトコードが一般に公開されており、攻撃に利用される危険性が高まっています。

推奨対策

最優先で実施すべき対策

  • ファームウェアのアップデート: 影響を受けるUTT HiPER 810Gをご利用の場合、ベンダーから提供される最新のファームウェアへ速やかにアップデートしてください。

中長期的な対策

  • ネットワークセグメンテーション: 重要なシステムやデータが存在するネットワークと、インターネットに直接接続される機器のネットワークを分離し、攻撃の影響範囲を限定することを検討してください。
  • アクセス制御の強化: 管理インターフェースへのアクセスを信頼できるIPアドレスに限定するなど、厳格なアクセス制御を適用してください。
  • セキュリティ監視の強化: ネットワークトラフィックや機器のログを継続的に監視し、異常な挙動を早期に検知できる体制を構築してください。

一時的な緩和策

  • ベンダーからの修正パッチが提供されるまでの間、可能であれば、当該機器をインターネットから直接アクセスできないようにネットワーク構成を変更することを検討してください。
  • 当該機能(/goform/ConfigExceptMSN)へのアクセスを制限するファイアウォールルールを設定することも有効な場合があります。

確認方法

  • ご利用のUTT HiPER 810Gのファームウェアバージョンが1.7.7-171114以前であるかを確認してください。

参考情報