D-Link DWR-M960におけるスタックベースバッファオーバーフローの脆弱性 (CVE-2026-2960)について

February 23, 2026 ·

概要

D-Link DWR-M960ルーターのファームウェアバージョン1.01.07において、スタックベースバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-2960)が発見されました。この脆弱性は、/boafrm/formDhcpv6sファイル内のsub_468D64関数に存在し、submit-url引数の操作によって引き起こされると報告されています。リモートからの攻撃が可能であり、既にエクスプロイトコードが公開されているため、注意が必要です。

影響範囲

本脆弱性の影響を受ける製品は以下の通りです。

  • D-Link DWR-M960 ファームウェアバージョン 1.01.07

他のバージョンについても影響を受ける可能性がないか、ベンダーからの公式情報を確認することが推奨されます。

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があります。これにより、ルーターの制御奪取、内部ネットワークへの侵入、情報漏洩、サービス停止など、広範な被害につながる恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

  • 攻撃はリモートから実行可能であると報告されています。
  • 特定の引数(submit-url)の操作によってスタックベースバッファオーバーフローが発生します。
  • 本脆弱性に対するエクスプロイトコードは既に公開されており、悪用される危険性が高い状況です。

推奨対策

今すぐできる対策(優先度:高)

  • ファームウェアのアップデート: D-Link社から提供される最新のファームウェアに速やかにアップデートしてください。ベンダーの公式ウェブサイトで最新情報を確認し、指示に従って適用することが最も重要です。

中長期的な対策

  • ネットワークセグメンテーション: DWR-M960ルーターが配置されているネットワークを適切にセグメンテーションし、信頼できないネットワークからのアクセスを制限することを検討してください。
  • セキュリティ監視の強化: 不審なネットワークトラフィックやデバイスの挙動を監視し、異常を早期に検知できる体制を強化してください。

一時的な緩和策

本脆弱性に対する具体的な一時的な緩和策は報告されていません。ファームウェアのアップデートが最優先の対策となります。

もし可能であれば、インターネットからのルーター管理画面へのアクセスを制限し、内部ネットワークからのみアクセスできるように設定することも検討できます。

確認方法

お使いのD-Link DWR-M960ルーターのファームウェアバージョンを確認してください。通常、ルーターの管理画面にログインすることで確認できます。

バージョンが「1.01.07」である場合、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

参考情報