D-Link DWR-M960におけるスタックベースバッファオーバーフローの脆弱性 (CVE-2026-2962)

February 23, 2026 ·

概要

D-Link DWR-M960のファームウェアバージョン1.01.07において、スタックベースバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-2962)が発見されました。この脆弱性は、ルーターの「スケジュールされた再起動設定」機能(/boafrm/formDateRebootファイルのsub_460F30関数)において、submit-url引数の処理に問題があることに起因します。

影響範囲

  • D-Link DWR-M960 ファームウェアバージョン 1.01.07

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があります。これにより、ルーターの制御が奪われたり、不正な操作が行われたりする危険性があります。また、サービス運用妨害(DoS)状態に陥る可能性も考えられます。

攻撃成立条件・悪用状況

  • 本脆弱性はリモートから攻撃が可能です。
  • 既に悪用可能なエクスプロイトコードが公開されていると報告されており、攻撃のリスクが高い状態にあると考えられます。

推奨対策

今すぐできる対策(最優先)

  • ファームウェアのアップデート: D-Linkから提供される最新のファームウェアに速やかにアップデートしてください。ベンダーからの公式な情報に注意し、指示に従ってください。

中長期的な対策

  • ネットワークセグメンテーション: DWR-M960ルーターを重要な内部ネットワークから分離し、信頼できないネットワークからのアクセスを制限することを検討してください。
  • 不要な機能の無効化: ルーターの管理画面や設定において、外部からのアクセスが不要なサービスや機能を無効化してください。

一時的な緩和策

  • 管理インターフェースへのアクセス制限: ルーターの管理インターフェースへのアクセスを、信頼できる特定のIPアドレスからのみに制限する設定を検討してください。
  • 不審な通信の監視: ルーターを通過するネットワークトラフィックを監視し、異常な挙動や不審な通信がないか注意を払ってください。

確認方法

現在使用しているD-Link DWR-M960のファームウェアバージョンを確認し、影響を受けるバージョン(1.01.07)であるかを確認してください。確認方法は、ルーターの管理画面にログインし、「システム情報」や「ファームウェアバージョン」といった項目を参照するのが一般的です。

参考情報