CVE-2026-3679: Tenda FH451ルーターにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性について

March 8, 2026 ·

概要

Tenda FH451ルーターのファームウェアバージョン1.0.0.9において、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-3679)が確認されました。

この脆弱性は、/goform/QuickIndexファイルのformQuickIndex関数におけるmit_linktypeまたはPPPOEPassword引数の処理に起因すると報告されています。細工された引数を操作することで、リモートから攻撃が実行される可能性があります。

本脆弱性の深刻度はCVSSv3スコア9.0(HIGH)と評価されており、高いリスクを伴うと考えられます。

影響範囲

Tenda FH451ルーターのファームウェアバージョン1.0.0.9が本脆弱性の影響を受けると報告されています。他のバージョンへの影響については、Tenda社の公式情報をご確認ください。

想定される影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があります。これにより、ルーターの制御が奪われたり、ネットワーク内部への不正アクセス、情報漏洩、サービス停止などの深刻な被害につながる恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

攻撃はリモートから実行可能であると報告されています。また、この脆弱性に対するエクスプロイトコードは既に公開されており、悪用される危険性が高い状況にあると考えられます。

推奨対策(優先度付き)

今すぐできる対策

  • ファームウェアのアップデート:

    Tenda社から提供される最新のファームウェアに速やかにアップデートしてください。これが最も効果的な対策です。アップデート手順については、Tenda社の公式ウェブサイトまたは製品マニュアルをご確認ください。

中長期的な対策

  • ネットワークセグメンテーションの強化:

    ルーターなどのネットワーク機器を、信頼できないネットワークから隔離し、必要最小限のアクセスのみを許可するようネットワークセグメンテーションを強化することを検討してください。

  • 定期的なセキュリティ監査:

    ネットワーク機器やシステムのセキュリティ設定を定期的に監査し、脆弱性がないか確認する体制を構築してください。

一時的な緩和策

現時点では、ファームウェアのアップデートが最も推奨される対策であり、一時的な緩和策は限定的です。もしアップデートがすぐに実施できない場合は、ルーターへの外部からのアクセスを制限する(例えば、管理画面へのアクセスを特定のIPアドレスからのみ許可する、VPN経由でのみアクセス可能にするなど)ことを検討してください。ただし、これは根本的な解決にはなりません。

確認方法

お使いのTenda FH451ルーターのファームウェアバージョンを確認してください。通常、ルーターの管理画面にログインすることで確認できます。バージョンが1.0.0.9である場合、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

参考情報