CVE-2026-3692: Progress Flowmonにおけるレポート生成時の意図しないコマンド実行の脆弱性

April 2, 2026 ·

概要

Progress Flowmonの特定のバージョンにおいて、認証された低権限ユーザーがレポート生成プロセス中に細工されたリクエストを送信することで、サーバー上で意図しないコマンドが実行される脆弱性(CVE-2026-3692)が報告されました。この脆弱性は、深刻度「高」(CVSSスコア 8.7)と評価されています。

影響範囲

この脆弱性の影響を受けるのは、以下のProgress Flowmonのバージョンです。

  • Progress Flowmon バージョン 12.5.8より前のすべてのバージョン

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、認証された低権限の攻撃者によって、Progress Flowmonが稼働するサーバー上で意図しないコマンドが実行される可能性があります。これにより、システムへの不正アクセス、データの改ざんや漏洩、サービス停止など、広範囲にわたる深刻な影響が生じる恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

攻撃を成立させるためには、攻撃者がProgress Flowmonシステムに対する認証された低権限のアクセス権を持っている必要があります。また、レポート生成プロセス中に特定の細工されたリクエストを送信することが条件となります。

現時点では、この脆弱性が実際に悪用されているという具体的な報告は確認されていません(2026年4月2日時点)。

推奨対策

今すぐできる対策

  • 製品のアップデート適用: Progress Flowmonをバージョン 12.5.8 以降に速やかにアップデートしてください。これが最も効果的な対策となります。

中長期的な対策

  • 継続的な情報収集: Progress社からのセキュリティ情報やパッチリリースに常に注意を払い、最新のセキュリティ状態を維持してください。
  • アクセス権限の最小化: ユーザーに付与する権限を必要最小限に留め、不必要な高権限ユーザーが存在しないか定期的に確認してください。
  • セキュリティパッチ管理プロセスの強化: セキュリティパッチの適用を迅速かつ確実に行うためのプロセスを確立し、定期的に見直してください。

一時的な緩和策

直ちにアップデートの適用が困難な場合、以下の緩和策を検討してください。

  • レポート生成機能へのアクセス制限: レポート生成機能へのアクセスを信頼できるユーザーに限定し、不必要なユーザーからのアクセスを制限することを検討してください。
  • システムログの監視強化: Flowmonサーバーのシステムログやネットワークトラフィックを監視し、不審な活動がないか定期的に確認してください。

確認方法

現在ご利用中のProgress Flowmonのバージョンを確認し、バージョン12.5.8より前の場合は脆弱性の影響を受ける可能性があります。製品の管理画面等でバージョン情報を確認してください。

参考情報