CVE-2026-3765: itsourcecode University Management SystemにおけるSQLインジェクションの脆弱性について

March 9, 2026 ·

概要

itsourcecode University Management System 1.0において、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2026-3765)が報告されました。この脆弱性は、ファイル「/att_single_view.php」内の「dt」引数を操作することで引き起こされるとされています。リモートからの攻撃が可能であり、既にこの脆弱性を悪用するためのエクスプロイトコードが公開されているため、注意が必要です。

影響範囲

  • 対象製品: itsourcecode University Management System 1.0
  • 脆弱な箇所: ファイル「/att_single_view.php」における「dt」引数の処理

想定される影響

このSQLインジェクションの脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が想定されます。

  • データベースからの機密情報(ユーザー情報、学生情報など)の不正な取得・漏洩
  • データベース内のデータの改ざんや削除
  • 最悪の場合、データベースサーバーの乗っ取りや、システム全体への不正アクセスにつながる可能性

攻撃成立条件・悪用状況

この脆弱性はリモートから攻撃が可能であると報告されています。また、公開された情報によると、この脆弱性を悪用するためのエクスプロイトコードが既に公開されており、実際に悪用されるリスクがあると考えられます。

推奨対策

優先度:高(今すぐできること)

  • パッチの適用: ベンダーから修正パッチやアップデートが提供されている場合は、速やかに適用してください。
  • 入力値検証の強化: アプリケーション側で、「dt」引数を含む全てのユーザー入力値に対して、厳格な検証とサニタイズを実装してください。
  • WAFの導入・設定強化: Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を導入している場合は、SQLインジェクション攻撃を検知・ブロックするルールを強化してください。

中長期的な対策

  • セキュアコーディングの実践: 開発プロセスにおいて、SQLインジェクション対策を含むセキュアコーディングガイドラインを徹底し、定期的なコードレビューを実施してください。
  • 定期的な脆弱性診断: Webアプリケーションに対して、定期的に脆弱性診断を実施し、潜在的な脆弱性を早期に発見・対処する体制を構築してください。

一時的な緩和策

  • WAFによる保護: WAFを導入し、SQLインジェクション攻撃パターンに対する防御ルールを有効にすることで、一時的な緩和が期待できます。
  • アクセス制限: 攻撃元IPアドレスが特定できる場合や、特定のネットワークからのアクセスのみを許可する運用が可能な場合は、ファイアウォール等でアクセス制限をかけることも検討してください。

確認方法

  • 現在利用しているitsourcecode University Management Systemのバージョンが1.0であるかを確認してください。
  • Webサーバーのアクセスログやアプリケーションログを監視し、不審なSQLクエリやエラーがないかを確認してください。

参考情報