CVE-2026-3974: Tenda W3ルーターにおけるスタックベースバッファオーバーフローの脆弱性

March 12, 2026 ·

概要

Tenda W3 1.0.0.3(2204)ルーターのHTTPハンドラーコンポーネントに、スタックベースバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-3974)が確認されました。具体的には、/goform/exeCommandファイルのformexeCommand関数において、cmdinput引数の操作によりこの脆弱性が引き起こされます。この脆弱性はリモートから悪用される可能性があり、既にエクスプロイトコードが公開されていると報告されています。

影響範囲

この脆弱性の影響を受ける製品は以下の通りです。

  • Tenda W3 1.0.0.3(2204)

他のバージョンへの影響については、公式情報をご確認ください。

想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、攻撃者はリモートから任意のコードを実行したり、サービス運用妨害(DoS)を引き起こしたりする可能性があります。エクスプロイトコードが公開されているため、攻撃のリスクは高いと考えられます。

攻撃成立条件・悪用状況

攻撃はリモートから実行可能と報告されています。また、この脆弱性を悪用するためのエクスプロイトコードが既に公開されているため、比較的容易に攻撃が実行される可能性があります。

推奨対策

今すぐできる対策

  • ファームウェアのアップデート: Tenda社から提供される最新のファームウェアに速やかにアップデートしてください。これが最も効果的な対策です。

中長期的な対策

  • ネットワークセグメンテーション: ルーターの管理インターフェースを、信頼できるネットワークセグメントに分離し、不必要な外部からのアクセスを制限してください。
  • 不要なポートの閉鎖: ルーターの管理画面やサービスに不要なポートが開いていないか確認し、閉鎖してください。
  • IDS/IPSによる監視: ネットワーク侵入検知システム(IDS)や侵入防御システム(IPS)を導入し、異常な通信パターンを監視・ブロックすることを検討してください。

一時的な緩和策

  • 外部からのアクセス制限: ルーターの管理画面への外部からのアクセスを完全にブロックするか、VPN経由でのみアクセスを許可する設定を検討してください。
  • アクセス制御リスト(ACL)の適用: 信頼できるIPアドレスからのアクセスのみを許可するACLを設定し、不正なアクセスを制限してください。

確認方法

ご使用のTenda W3ルーターの管理画面にアクセスし、ファームウェアのバージョンが「1.0.0.3(2204)」であるかを確認してください。バージョンが一致する場合は、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

参考情報