CVE-2026-5055: NoMachineにおけるローカル権限昇格の脆弱性について

April 11, 2026 ·

概要

CVE-2026-5055は、リモートデスクトップソフトウェアNoMachineのDevice Serverに存在する、ローカル権限昇格の脆弱性です。この脆弱性は、製品がセキュアでない場所からライブラリをロードする問題に起因すると報告されています。これにより、攻撃者がSYSTEM権限で任意のコードを実行する可能性があり、CVSSv3スコアは7.8(HIGH)と評価されています。

この脆弱性を悪用するには、攻撃者は事前に標的システム上で低権限のコードを実行できる状態にある必要があります。

影響範囲

NoMachineの特定のバージョンがこの脆弱性の影響を受けると報告されています。詳細な影響製品情報については、NoMachineの公式発表や参照情報をご確認ください。

想定される影響

攻撃者が既にシステム上で低権限のアクセス権を持っている場合、この脆弱性を悪用してSYSTEM権限まで権限を昇格させる可能性があります。これにより、システムに対する完全な制御を奪われ、データの改ざん、破壊、機密情報の窃取、マルウェアのインストールなど、深刻な被害につながる恐れがあります。

攻撃成立条件・悪用状況

この脆弱性を悪用するには、攻撃者はまず標的システム上で低権限のコードを実行できる必要があります。これは、他の脆弱性との組み合わせや、ソーシャルエンジニアリングなどによって達成される可能性があります。

現時点での具体的な悪用状況については、公開情報からは確認できませんが、潜在的なリスクは高いと考えられます。

推奨対策

【最優先】NoMachineのアップデート

  • NoMachine社から提供される修正パッチや最新バージョンへの速やかなアップデートを強く推奨します。公式のアナウンスを確認し、指示に従って適用してください。

【中長期】システム権限の最小化

  • システム上で動作するアプリケーションやユーザーの権限を必要最小限に制限する「最小権限の原則」を徹底してください。

【中長期】セキュリティ監視の強化

  • システムログの監視を強化し、不審なプロセス実行や権限昇格の試みを早期に検知できる体制を構築してください。

一時的な緩和策

現時点では、具体的な一時的な緩和策は公開されていません。可能な限り、NoMachineの利用を最小限に抑えるか、信頼できるネットワーク環境でのみ使用することを検討してください。

確認方法

現在利用しているNoMachineのバージョンを確認し、ベンダーが公開している脆弱性の影響を受けるバージョンリストと照合してください。NoMachineの公式ウェブサイトやサポートページで、脆弱性に関する詳細情報や修正プログラムの有無を確認することが重要です。

参考情報